【恐怖体験】非通知着信の呪い?

 本日の朝、5時に非通知設定で着信がありました。もちろん私は寝ていたため出ることはできませんでした。留守電にメッセージもなく、本当に謎というわけです。朝の5時に企業からは電話は無いはずなので、いたずらか、詐欺系の電話でしょう。まぁ出なくて良かったです。

 

 この着信で思い出したのですが、今から4年ほど前、非通知の着信で恐怖を味わったのです。今回はその話をしていきたいと思っています。

 

 4年前、いつも通り寝支度を済ませ、布団に潜り込んみ、うとうとしかけていた時でした。時刻は午前1時を回った所、突然、私の携帯に非通知の着信が!目覚まし代わりにしていたため、携帯はマナーモードではなく、容赦なく私を起こすのでした。こんな時間になんだよ!と思いながら携帯の画面を見ると、非通知設定で誰からの着信かは、わかりません。どうせ飲んでいる友達のいたずら電話だろうと出ると、そのまましばらくお持ちください。と録音された女の人の声で何度も繰り返されるので、1分くらいそのままでいました。しかし、延々と繰り返されるばかりです。とりあえず気持ち悪くて切ると、何故か留守番電話にメッセージを残が残されていました。

 

 とてもとても細い消えそうな女の声で「どうしてでてくれないの・・・・私のこと嫌いなの・・・・・どうしてなの・・・・私はこんなに思っているのに・・・・」

 

 とりあえず電話を切り、思わず携帯を投げました。あまりにも気持ち悪くて、震えて布団にくるまりましたが、とりあえず落ち着いてもう一度携帯を見てみることにしまいた。するとまた着信がかかっており、さらにはまたも留守番電話にメッセージが、、、、、とりあえず携帯を遠ざけて寝ることにしました。

 

 次の日の朝、悪質ないたずらだなと思い2件の留守番電話のメッセージを親に聞かせました。すると、気持ち悪い!と言われ、1件はすぐに消されてしまいました。内容は最初のものにつらつらと永遠に思い出のようなことを語っているもの。夜に聞けばかなり怖いですが、昼間に聞くと、なんだか笑えてきました。世の中には気持ちの悪いいたずらをする人がいるんだなと。また、私は他の人にも聞かせたかったので、もう1件は残すことに。研究室で友達や先輩にも聞いてもらいました。

 

 私は元々耳が弱く、すぐに中耳炎になるタイプの人間です。気持ち悪い電話のあった日当たりから耳の調子が悪く、中耳炎になりかけているなと思っていました。いつものことなので、そんなに気にしていなかったのですが、次の日、耳から血が出るくらい重症に。そこまでの重症になったことは無く、病院に行きました。お医者様から出された薬を飲みましたが治らず、両耳が中耳炎になってしまいました。

 

 着信があってから4日後、なんとぱったりと症状が治まったのです。耳が治りホッとし、忘れかけていた恐ろしい非通知着信のことを思い出し、携帯をみると、残していたはずの留守番電話のメッセージが消えているではないですか!

 

 どうやらdocomoの留守電メッセージは72時間、つまり3日で消えるらしく、それと同時にその症状が消えました。恐ろしい非通知着信と中耳炎は関係あったのでしょうか。それともたまたまその日に重度の中耳炎になってしまったのか。どうして電話に出たのに留守電が残ったのか。それらの真相はわかりませんが、これは私が経験した最も怖い体験であることに間違いありません。